こんにちは、ひこです。
このブログでは、10年間公立高校で教員として働いた経験から、教師を目指す人や現役教員の方に向けて、リアルな日常や仕事の内情を発信しています。
今回は、教師を目指す方にぜひ知っておいてほしい、**「現場の1日」**をお伝えします。
教員の1日は、朝からすでに“戦い”が始まっている
6:30 起床〜7:30 出勤(準備・気持ちの切り替え)
基本的に「朝が早い」職業です。
採用されて間もない頃、私は7:30には職員室に着いていました。朝の支度、教室の鍵開け、掲示物のチェック、印刷物の確認…。
生徒が来る前にやっておきたいことがたくさんあります。
職員室には教頭先生と一部の先生しかおらず静寂な雰囲気です。
1日のスタートは、自分の時間ではなく、生徒のための時間から始まるんです。
8:30~8:50 朝の打ち合わせ&HR
朝の打ち合わせ(職員朝会)は、全体連絡と情報共有の場。
ここで「本日の連絡事項」「授業変更」などを確認します。
終わったら、すぐにホームルーム。
私の勤務校では、『朝読書』という時間がありました。
生徒は、好きな本を持参し10分間静寂な時間の中で読書をします。
寝ている生徒も多いんですけどね(笑)
その後は出席確認、提出物、日直への指示。
自分が授業を持つ前に、すでに頭をフル回転させていました。
9:00~15:40 授業&対応ラッシュ(授業・補習・トラブル)
1日2~4コマの授業をこなしながら、隙間時間は…
- 授業準備
- 提出物チェック
- テスト作成
- 他教員との打ち合わせ
- 急な保護者対応
- 校内トラブル処理
- 事務処理(書類作成、登録など)
「空き時間」が空いていることは、ほとんどありません。
昼休みは、生徒を呼び出したりするので、休憩時間はあってないような時も多々あります。
放課後は「部活動」
16:00~18:30 部活指導
授業が終わって、やっと一息つく暇もなく、着替えて校庭へ。
サッカー部の顧問をしていたので、部活動指導をおこないます。
約2時間程度の練習を終えた後は、再び職員室に戻ります。
顧問が複数いればまだ負担は分散されますが、1人部顧問だと土日もほぼ埋まります。
18:30~21:00 明日の授業準備・事務処理など
生徒が帰り、部活が終わって、再び職員室に戻る。
- 授業準備の続き
- 事務処理、書類作成
- 他の先生との情報共有
ヘトヘトな状態で、明日の“準備”をしてようやく1日が終わります。
気づけば22時、家に帰るころには“無”になっていた
職場を出るのは21時前後。
そこから家に帰っても、正直「何も考えたくない」状態。
ご飯を食べて、お風呂に入って、気づけば寝落ち。
家には”寝るためだけに帰っている”という感じでした。
そして、次の日の朝7時30分ごろには学校にいる。
「あれ?さっき家に帰ったばかりなのに、もう学校にいる」という感覚に襲われる日も多々ありました。
でも、それでもこの仕事に意味はあった
大変なのは間違いない。
でも、生徒の笑顔、ふとした「ありがとう」の言葉、成長していく姿を見ると、
**「この仕事をやっていてよかった」**と思える瞬間が、必ずあります。
教師は「結果が見えにくい仕事」だけれど、
人生のどこかで生徒の心に残ることがある、そう信じています。
最後に 〜教師を目指すあなたへ〜
教師という仕事は、確かにハードです。
けれど、その中にある人とのつながりや、成長の喜びは、他の仕事ではなかなか味わえないものです。
このスケジュールを見て、「それでもやってみたい」と思えるなら、
あなたはきっと、教員に向いています。
無理をしすぎず、自分のペースで――
でも、生徒と真剣に向き合う気持ちだけは、どうか大切にしてほしいと思います。

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